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クライアントHyper-V RemoteFXの巻

RemoteFXは有効か?

早速、前回に引き継いでクライアントHyper-Vを試してみましょう!

はじめに、

前回のクライアントHyper-Vのインストール時に、

Hyper-Vマネージャーもついでに入るかと思いますが、

このHyper-Vマネージャは、クライアントHyper-Vだけではなく、

現在無料のHyper-Vサーバーのコントローラとしても使える優れもので、

こちらを使用して仮想マシンVM)の作成や管理をしていきます。

 

f:id:ta-bowz:20170830025952j:plain

 

ここから先は、こちらを参考に

pcmanabu.com

と、説明を丸投げしつつ、

ただHyper-Vを利用していては面白くないので、

ちょうど、マイニング前提ということもあり、

積極的にGPUを利用しようというブログの趣旨にのっとって、

GPUリソースをRemoreFXで利用してみようと思います。

 

※追記

Hyper-VでRemoteFXを使用する場合には、

ホストとなる実機PC、ゲストとなる仮想マシンには、

共に、Windows10のPro以上のエディションが必須となります。

 

まず、

物理マシンのプロパティにHyper-Vの設定があり、選択すると

下の画面になります。

f:id:ta-bowz:20170830031057j:plain

その中に、物理GPUという項目があり、

ここに、

このGPUをRemoteFXで使用する

チェックボックスが入れることができれば使用が可能となります。

ドライバによってこのあたりが使用できない場合がありますので注意です。

 

それから、

VMの作成が出来ましたら、

f:id:ta-bowz:20170830031608j:plain

VMの設定画面にて、ハードウェアの追加として、

RemoteFX 3D ビデオアダプター

を追加します。

標準では無効になっていますので、改めて導入!

 

あとは、VMにOSをインストールします。

 

尚、こちらの環境がCPUに変更があり、

 Pentium G4560のGPUを使用しております。

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今回、VMのOSにはWindows10Enterprise90日評価版を使用しております。

 

www.microsoft.com

では、

GPUのテストを始めたいと思います。

テストには、FF XiV Stormbloodベンチを使用しますが、

RemoteFX無しの環境では動作不可でした!?

 

ということで、

Hyper-Vが動作している実マシンと、

Hyper-V上のVMとで比較します。

 

はじめに、実PCのスコア、

f:id:ta-bowz:20170830033029j:plain

割と見れる程度ではありますが、

 

VMのスコア、

f:id:ta-bowz:20170830033144j:plain

半分以下ですね。

ただ、これでも健闘していると思うのですが、

CPU内蔵だとこれが限界かもしれないですね。

 

※追記

実は、クライアントHyper-Vだけではなく、

以前、Hyper-Vサーバーでも試しましたが、

結果は、似たような感じでした。

 

今回は、結果として微妙な比較でした。

このブログの趣旨に従って本来はGPUを別に用意するべきでしたね。

GeForce GTX1080なら、このスコアの落ち込み具合を考慮しても、

そこそこ使い物にはなるのではないのかな、と、

 

早く買えってことですかな?