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マイニング SandyBridge Xeon ワッパ考察 Monero編

安いXeonはワッパが良い!

前回のKVM上での比較はいかがだったでしょうか?

丁度SandyBridgeは世代交代でお安い現状がありますが、

少しでも現役のCPUにワットパフォーマンスで迫れたら、

 

希望はあるのかな?

 

こちらで使用しているサーバ群の癖として、

E5-2470 x2

E5-2420 x2

2台共Idle状態で、

常時110wを消費しております。

 

それを踏まえて検証したいと思います。

 

前回のブログ、

brainstorming.hatenablog.com

 

こちらのデータを元に周波数当たりのハッシュレートを計算すると、

ほとんど同じ数値でした。

ハッシュレートを求めるには、

単純に多コア、高周波数を狙えばいいことになります。

 

ただ、

ワットパフォーマンスを考慮すると、

大幅に差が出てきました。

 

マイニング作業時、消費電力の増分は、

E5-2470 x2    E5-2420 x2 

180w              66w

 

大差でした。

 

そして、ワッパは、

E5-2470 x2    E5-2420 x2

4.86H/w         7.72H/w

 

大差でした。

 

肝心の利益も、

E5-2470 x2

f:id:ta-bowz:20170921172433p:plain

 

そして、

E5-2420 x2

f:id:ta-bowz:20170921172447p:plain

 

ハッシュレートが低いにも拘らず、

価値が高い結果に。

 

特にSandyBrigeは、コアの周波数が上がればワッパが落ちる傾向にあるようで、

多コアで、低周波数のCPUが有利になるんじゃないかと思われます。

 

マイニングフィーを重視するなら即CPUの入れ替えをと、

そうしたい気持ちを抑えつつ、

 

今回はこれにて。