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サーバ VMware Esxi VS KVM

無償ユーザの選択肢

どちらも無償で使えますが、

VMware Esxiは基本的にエンタープライズ製品で、

無償版はお試しの意味合いが強いです。

 

ただ、

個人で使うには、特に不満を感じる事は少なく、

実用十分な商品です。

 

今回は、このEsxiとProxmoxVEのKVMを比較し、

どちらを使用するか、

今後、その可能性を見ていきます。

 

CPUリソースに関して、

前回のブログでも書いていますCPUリソースの確保の方法。

これについては、Esxiが原因不明で調整できませんが、

出来る前提で比較します。

 

Esxiは、

CPUに関しては、コア数と周波数の予約によって、

VMに割り当てることが出来ます。

ただ最大CPUリソースを一つのVMに割り当てるのは厳しかったように思います。

 

KVMは、

同じくCPUリソースについては、コア数と各VMごとに、

最大CPUから重みを付けて割り当てます。

一つのVMから最大CPUリソースを割り振ることができます。

 

空きリソースを常に大きく使うにはKVMがいいのかなという感想です。

 

HAという高可用性については、

断然KVMに軍配が上がります。

 

これは、VMやホストに障害が発生した場合でも支障なく動き続けるヤツです。

これの解決方法として、ProxmoxVE側での解決が簡単に出来る事、

Esxiは、有償からの利用で同じく解決できます。

でも高いのが難点。

 

複雑にすれば、HA自体、VM関係無く実現できますが、

ハード的にコスト高になることが予想されます。

 

後は、慣れの問題もあり比較は難しいですが、

KVMは実装されている機能をコンフィグファイルの変更で対応できる点、

この利点は、毎度新しい機能追加に簡単に対応し、

使用が可能というメリット。

しかし、その分、ある程度KVMLinuxの知識が必須。

 

Esxiは、基本的に、GUIでの変更が主になり、

全機能の対応が難しいところではありますが、

すぐ見よう見まねで使えることが嬉しい!

 

企業ユースの場合、KVMのラーニングコストがデメリットとなり、

あんまり普及していない現状ですが、

個人では、その分苦労しつつマネーを節約することに意味があり、

そういった意味では、KVMが有利な気がします。

 

それは、悪魔で個人の感想であり、

技術大好き人間の悪魔的見解です。