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サーバ ProxmoxVE PCIパススルーの巻

NICVMへ直接渡す

仮想化したNICは何かとCPUリソースを消費する傾向があります。

今回は、VMでVyosというルータOSを使用するにあたり、

サーバに刺しているIntelのPRO/1000CTアダプタをVMに渡す、

PCIパススルーの設定を紹介いたします。

 

vi /etc/default/grub

これを->GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet"

これに->GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet intel_iommu=on"

変更する。

そして、

update-grub

 

vi /etc/modules

これを追記、

vfio
vfio_iommu_type1
vfio_pci
vfio_virqfd

 

最後に、

echo "options vfio_iommu_type1 allow_unsafe_interrupts=1" > \ /etc/modprobe.d/iommu_unsafe_interrupts.conf

 

shutdown -r now

再起動。

 

例としてIntelNICの場合、

dmesg

にて、e1000eのアドレスを探す。

[ 3.360983] e1000e 0000:04:00.0 eth1: Intel(R) PRO/1000 Network Connection

この場合アドレスは、

04:00

 

そして、VMの設定にデバイスを設定、

例:VMのID番号101。

vi /etc/pve/qemu-server/101.conf

これを追記-> hostpci0: 04:00

 

設定は以上です。

 

後は、VM上で、

dmesg

ここで、e1000eが表示できていれば成功です。