マイニング ubuntuで利益を最適化
マイニング ワットパフォーマンスへの挑戦
今現在、使用しているGPUは、
GeForce GTX1060 3GB 一枚のみ。
玄人志向 GF-GTX1060-3GB/OC/DF 3GBメモリ版 GeForce GTX 1060搭載グラフィックボード 価格:26,870円 |
掘っている通貨はZcashです。
使用するマイニングソフトは、
バージョンの0.3.4bは、miner.cfgに設定を書き込んでから、
本体を起動するタイプになります。
コマンド入力より好感触。
miner.cfg 例
# Common parameters
# All the parameters here are similar to the command line arguments
[common]
cuda_devices 0 1 2 3 4 5
intensity 64 64 64 64 64 64
templimit 85
pec 0
boff 0
eexit 0
tempunits c
log 0
logfile miner.log
api 127.0.0.1:42000
# The miner start work from this server
# When the server is fail, the miner will try to reconnect 3 times
# After three unsuccessful attempts, the miner will switch to the next server
# You can add up to 8 servers
# main server
[server]
server zec-us-west1.nanopool.org
port 6666
user ここにZcashのウォレットアドレスを入力
pass x
設定は以上で完了。
このまま本体を起動すると、フルパワーでマイニングを開始します。
現在記事を書いている今の通貨価値では、
フルパワーで150wを消費し、270 Sol/s の処理能力を発揮し、
利益が月額$8.26となります。
Geforceはフルパワーでは、ワッパ(ワットパフォーマンス)が悪いと、
小耳に挟んだので、
ワッパを追求してみます。
電力の制限が出来るツールとして、
WindowsではGUIのツールがあるのですが、Ubuntuでは、
nvidia-smiというコマンド型のツールを使用します。
これはドライバのインストール時に同梱されているツールで、
ターミナルでそのまま、
nvidia-smi
と入力すれば、GPUのステータスが表示されます。
このツールを使用して、消費電力を調整するのですが、
今回はGPUの消費電力のターゲットを80wにしてみたいと思います。
デフォルトでは120wのようですね。
sudo nvidia-smi -pl 80
ここで、ワーニングが出ますが、
nvidia-smi
にて、ステータスを確認して80wになっていれば成功です。
ワットチェッカーで確認すると、下がっていることが確認できました。
もう一度、
マイニングの利益換算をしてみましょう。
消費電力110wを消費し、235 Sol/s の処理能力になり、
利益が月額$11.63となります。
およそ3ドル増えました!
電気料金の高い日本では、
こうした小さい工夫も利益に影響するんですよね。
結構ギリギリな利益率でしたね。効果は抜群か?
追記
66wがよさげですね。